
2面の底面を挟む直角稜線を研磨加工で鋭く仕上げたプリズムにアルミで全反射コートしたものです。
直角稜を面取りしていないので、頂角側から覗くと直角稜の線が非常に細くなり、継ぎ目のない自然な反射像を観察することができます。
◦直角稜の幅は非常に細く直線になっているので、観察系の基準直線として使用することができます。
◦±5.7度より広い入射角度の光や発散光などで使用でき、広視野の観察系に適しています。
▶カタログ掲載以外のサイズの製作も承ります。
▶各種特性グラフの数値データはこちらをご参照ください。(参考データ、EXCELファイル形式)
▶直角稜のナイフエッジは非常に欠け易いため、他のものに接触させないよう慎重にお取扱いください。
▶ナイフエッジの部分はレンズペーパー等で拭くことができません。ゴミはエアーブロアーなどで吹き飛ばしてご使用ください。
▶実測されたA寸法には面取りが含まれるため、カタログ寸法より若干短くなります。寸法公差は斜面と2つの底面によってできる三角形の辺によって定義されます。
▶KRPB4はAlコートによって±5.7度より広い角度でも反射しますが、反射率はKRPBよりも23%以上(1面12%程度)低くなります。
材質 | BK7 (屈折率 nd=1.517) |
稜線処理 | 直角稜部:ナイフエッジ(面取りなし) その他の稜線:C面取り |
コーティング | 直角を挟む2面:Al+MgF2 (保護膜) 斜面:ノーコート |
レーザ耐力 | 0.25J/cm2 (パルス幅10ns、繰り返し周波数20Hz) |
有効範囲 | 辺の長さの90%に内接する円または楕円 |
A=B |
20mm |
基材面精度 |
λ/4 |
角度精度(90°) |
±1′ |
角度精度(45°) |
±1′ |
スクラッチ-ディグ |
40−20 |
品番 |
カタログPDF |
dxf |
STP |
IGS |
SAT |
Zemax |
---|---|---|---|---|---|---|
KRPB4-20-550 |
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