
可視から赤外の広い波長域で使用できるハーフミラーです。
プレートタイプなので、有効径を大きくしてもキューブのように重くはなりません。
同軸落射観察系などの照明系と観察光学系を合わせるハーフミラーとしても使用できます。
◦広い波長域で波長特性がフラットで、波長が変わっても透過光と反射光を同じ比率に分岐できます。
◦可視光と赤外光用(半導体レーザ用)のラインナップをご用意しています。
◦プレートタイプで、裏面に反射防止コートが施されているので、落射照明で照明によるゴースト(迷光)が生じません。
◦ビームが屈折しない平行平面タイプと、裏面反射によるゴーストや干渉の影響が少ないウェッジタイプの2タイプがあります。
▶サイズや波長、分岐比など、カタログ掲載品以外の物の製作も承ります。お問合せシートをご利用ください。W3802
▶反射波面精度や透過波面精度の保証が必要な場合は、ご相談ください。
▶ウェッジタイプは最も厚さが厚いところに、表面向きに矢印が印されています。
▶各種特性グラフの数値データはこちらをご参照ください。(参考データ、EXCELファイル形式)
▶クロム膜には40%程度の吸収があり、透過光または反射光は入射光量の30%になります。
▶裏面側から光を入れた場合、吸収膜の影響で反射率と反射率波長特性は大きく変わります。
▶レーザ光などの直線偏光を使用する場合、偏光方位によって反射率や透過率が変化します。分岐比1:1に調整する場合は、偏光方位を45度に傾けるか、円偏光にしてご使用ください。
▶入射光の位相差は、透過光、反射光で保存されません。位相差の補償には波長板をご利用ください。
▶基板の屈折率と厚みによる効果で、入射光に対し透過光の光路が数mm平行移動します。(ウェッジタイプは光路の平行移動にビーム偏角約30分が加わります。)
▶45度以外の入射角度で使用した場合、透過率波長特性が変化することがあります。
材質 | BK7 |
基板面精度 | λ/10 |
コーティング | 表面 クロム膜 裏面 反射防止膜 |
入射角度 | 45° |
透過率 | 平均30±5%(P偏光とS偏光の平均値) |
分岐比(反射:透過) | 1:1 |
レーザ耐力 | 0.25J/cm2 (パスル幅10ns、繰り返し周波数20Hz) |
スクラッチ-ディグ | 40−20 |
有効径 | 外径の90% |
適応波長 |
400~700nm |
外径 φD |
φ60mm |
厚さ t |
6mm |
平行度 |
<5″ |
品番 |
カタログPDF |
dxf |
STP |
IGS |
SAT |
Zemax |
---|---|---|---|---|---|---|
PSCH-60C06-10-550 |
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