
小さなレーザビームを大きなコリメートビームに拡大する光学系です。
ディオプター補正機能によりコリメートの微調整が可能です。
波面収差を考慮したレンズ設計により干渉計やレーザ加工などの高精度な光学系に使用できます。
◦ビームエキスパンダーの光学系は、レンズを貼り合わせないエアーギャップ構成になっています。これによって、高出力のレーザでも使用することができます。
◦レンズ構成をガリレオタイプにすることで、収差補正用レンズの枚数を減らし、ビームエキスパンダーの全長を短くしました。
◦ビームエキスパンダーの中央に付いているディオプター環を回すことで、集束ビームからコリメートビーム、発散ビームと可変させることができます。厳密なコリメート調整が必要な場合やビームウェストの位置を可変する場合に使用します。
◦波長や倍率で細分化された豊富なバリエーションの中から、お客様のご仕様に合わせてご選択いただけます。
◦BE-V、LBED可視光タイプでは付属のアダプタでHe-Neレーザ(05-LHP)の外径φ44.5mmタイプに固定できます。
▶ビームエキスパンダーの光軸が調整できるレーザビームエキスパンダーホルダー(KLM-BE)をご用意しています。W4147
▶カタログ品以外の波長や2つ以上の波長で色消しにしたビームエキスパンダーの製作も承ります。
▶高エネルギーのパルスレーザ用のビームエキスパンダーもご用意しています。W3200
▶ビームエキスパンダーを反対向き(ビームを縮小させる向き)に使用する場合、希望する効果が得られない場合があります。
詳細はレーザビームエキスパンダーテクニカルノートをご確認ください。
▶ビーム径を縮小させる場合は、小径開口部(出射開口部)でのレーザエネルギー密度がレンズの損傷閾値(レーザ耐力※)を超えて、ビームエキスパンダーが壊れる可能性があります。
枠材質 | アルミ |
枠表面処理 | 黒アルマイト |