
▶サイズや波長、分岐比など、カタログ掲載品以外の物の製作も承ります。お問合せシートをご利用ください。W3802
▶反射波面精度や透過波面精度の保証が必要な場合は、ご相談ください。
▶クロム膜には40%程度の吸収があり、透過光と反射光はそれぞれ入射光量の30%程度しか使えません。
▶○印のプリズム側より光を入射してください。反対側のプリズムから光を入れた場合、吸収膜の影響で反射率と反射率波長特性は異なってきます。
▶レーザ光などの直線偏光を使用する場合、偏光方位によって反射率や透過率が変化します。分岐比1:1に調整する場合は、偏光方位を45度に傾けるか、円偏光にしてご使用ください。
▶入射光の位相差は、透過光、反射光で保存されません。位相差に補償には波長板をご利用ください。
▶材料の屈折率とガラスの厚みの影響で、透過光や反射光で波長分散が発生します。また、収束ビームや発散ビームを入射した場合は色収差や球面収差が生じることがあります。
材質 | BK7 |
基材面精度 | λ/4 |
透過ビーム偏角 | <5′ |
コーティング | 斜面 クロム膜 側面4面 反射防止膜 |
入射角度 | 0° |
透過率 | 平均28±5%(P偏光とS偏光の平均値) |
分岐比(反射:透過) | 1:1 |
レーザ耐力 | 0.3J/cm2 (パルス幅10ns、繰り返し周波数20Hz) |
スクラッチ-ディグ | 40−20 |
有効範囲 | 外形寸法の85%の正方形に内接する円 |