ご案内
▶カタログ掲載品以外のサイズの製作も承ります。
▶吸収型固定式NDフィルターを光源の近くに置くと、急激な温度変化でフィルターが割れることがあります。フィルターに熱強化処理を行なうことで、温度が上がってもフィルターが割れにくくすることができます。
▶フィルターを熱強化した場合寸法が大きくなり、公差の範囲を超える可能性があります。
▶各種特性グラフの数値データはこちらをご参照ください。(参考データ、EXCELファイル形式)
注意
▶高出力レーザには使用できません。使用すると破損する恐れがあります。高出力レーザには、反射型NDフィルター(FND)をご使用ください。
W3098
▶透過率波長特性は製造ロットによって異なってきます。特に適応波長の外側の波長特性は製造ロットによって大きく異なる場合があります。もし、指定波長範囲より広い範囲で使用される場合は、反射型フィルター(FND)をご使用ください。
▶NDフィルターには反射防止コートが施されていないので、4%程度の反射があります。
共通仕様
材質 | 光学ガラス(可視光吸収物質を含有) |
適応波長 | 400~700nm |
枠 | 材質:アルミ 表面処理:黒アルマイト |
外形図
機能説明図
可視光用吸収NDフィルター透過率波長特性(参考データ)
強化ガラスについて
ズーム
ガラスに急激に熱を与えると、ガラスが割れることがあります。ガラス内部で急激な温度差が生じ、それが熱膨張の差となり、そしてガラス内部で引張応力が発生します。 その応力がガラスの機械強度を越えるとガラスが割れてしまいます。ところが、熱によってガラスに引張応力が発生しても、ガラス内部に圧縮応力があると、応力が相殺 され、ガラスが割れ難くなります。この原理を利用して、最初からガラス内部に強制的に圧縮応力を与えたものを熱強化ガラスと言います。
熱強化ガラスは、研磨加工されたガラスを一度軟化点まで温度を上げ、十分温度に馴染ませた後で、急速に強制冷却して作ります。ガラスの外側より内部の密度が 低くなり、ガラス全体に圧縮応力が入ります。
熱強化ガラスは、熱以外にも曲げ応力に対しても強度が増すことが知られています。しかし、強化ガラスはたいへん傷に弱く、僅かな傷が入っても、ガラスは粉々に割れて しまいます。
可視光用吸収NDフィルター透過率波長特性(参考データ)
■MAN-1・10・20・30・50
ズーム
T:透過率
■MAN-5・13・25・40・70
ズーム
T:透過率 可視光用吸収NDフィルター透過率波長特性(300~2000nm)(参考データ)
■MAN-1・10・20・30・50
ズーム
T:透過率
■MAN-5・13・25・40・70
ズーム
T:透過率